年子育児、鼻水シーズンは地獄
冬〜春。
我が家のリビングには、いつも
“かすかに乾いた鼻水の香り”
が漂っていました。
長女(2歳)は、鼻が垂れていても
かまずに逃げる派。
ティッシュを持つだけで、全力で逃走。
次女(1歳)は、
ほぼ常に鼻水在庫を持っている優良物件。
何かの拍子に顔をあげると、
糸をひくタイプのアレが…スーッと。
そしてパパ(=僕)の服の肩には、
なぜかいつも “謎の乾いた筋” がついている。
家に帰った瞬間、
妻から言われるひと言はだいたい同じ。
「ねぇ、それ…次女の鼻水じゃない?」
— ちがうときもあるけど、たぶん当たり。
そんな日々の中で僕は、
「鼻吸い器って、結局どれが正解なの?」
という巨大な問いにぶつかったわけです。
・手動鼻吸い器は安いし、小回りがきく
・電動は高いけど、強いらしい…
この“育児アイテムの二択問題”に、
パパとして終止符を打ちたくなったんです。
鼻吸い器は必要?赤ちゃんの鼻詰まりが育児に与える影響 パパ目線で科学的に解説する“鼻呼吸の真実”
結論から言うと、
鼻吸い器は「必要」ではなく「必須」。
これはパパとしての主観ではなく、
科学的に見ても正しい。
① 鼻が詰まると、子どもの“全て”が乱れる
赤ちゃん〜幼児は「鼻呼吸」がメイン。
鼻が詰まると…
- ミルクを飲む量が激減
- 寝つきが悪くなる
- 夜中に何度も起きる
- 当然、パパママも寝不足ループへ
つまり鼻詰まりは、
家族全員のQOL(生活の質)を下げる
“地味に強い悪魔” なんです。
② 鼻詰まりと中耳炎リスクの関係
鼻水がうまく外に出ないと、
耳につながる“耳管”に細菌が入りやすくなり、
中耳炎リスクがUP。
特に保育園児は感染ループしやすいので、
鼻水を早めに吸ってあげるのは予防的にかなり大事。
③ “鼻が通るだけで育児効率が爆増”はマジ
鼻が通ると
- ミルク or ご飯をしっかり食べる
- よく寝る
- 機嫌がいい
- 夜泣きが減る
つまり親の心の余裕が爆増する。
鼻1本でここまで変わるのは、
育児界ではほぼ“常識的科学”。
④鼻呼吸の重要性をパパ視点で解説
鼻呼吸は体に入ってくる空気を
加湿(湿度調整) × 加温(温度調整) × フィルター(ゴミ除去)
してくれる超優秀なエアコン。
しかも24時間自動運転。
これが鼻詰まりになると、
子どもの体は“一気に無加工の外気”を受け止める羽目に。
だからこそ、
鼻を通してあげる=育児効率を最大化するメンテナンス
なんです。
【実験開始】手動 vs 電動の鼻吸い器を2児パパが徹底比較
今回使う2つの鼻吸い器(知母児/メルシーポット)
今回の対戦カードはこちら。
手動:知母児(チボジ)
- レバー式で吸引を生むタイプ
- 手動ながら“強め”と評判
- 持ち運びやすい
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電動:メルシーポット
- 電動鼻吸い器の王道
- 強力吸引がウリ
- 医療機関でも使われるレベル
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実験方法:長女&次女の“リアルな反応”を観察
実験の被験者
長女(2歳)
・嫌がる
・力が強い
・鼻吸い器を見た時点で逃げる
次女(1歳)
・興味津々
・鼻水在庫が多い
・実験向きの“良素材”
比較ポイント(セッティング・吸引力・仕上がり・後処理)
比較項目
① セッティングの速さ
② 吸引力
③ 子どもの反応
④ パパの心の削れ具合
⑤ 仕上がり(吸えた量)
⑥ 後処理のしやすさ
比較項目とその実験結果まとめ
| 比較項目 | 手動(知母児) | 電動(メルシーポット) |
|---|---|---|
| セッティング | ◎(速い) | △(電源と組立必要) |
| 吸引力 | △〜○ | ◎◎(圧勝) |
| 子どもの反応 | 長時間で嫌がる | 短時間で終わるため嫌がりが少ない |
| パパの心の消耗 | △(腕と集中力が必要) | ◎(短時間で終わる) |
| 吸えた量 | △ | ◎◎ |
| 後処理 | ○ | △〜○ |
【実験結果】電動鼻吸い器メルシーポットの吸引力は圧勝だった
吸引力の差は歴然:メルシーポットは1〜2秒で決着
吸引力:電動の圧勝
メルシーポットは
“スッ…ゴボッ”
の2秒で終わることも。
知母児は確実に取れるものの、
吸う → レバー → 吸う → レバー
の繰り返しで、長女相手だと“追いつかない瞬間”が来る。
手動は機動力○だがパパの心の削れ具合が高い
セッティング=手動の勝ち
知母児は“そのまま使える”。
カバンに入れておけば、外でも即戦力。
メルシーポットは
- 電源
- ボトル
- チューブ
- ノズル
のセットが必要で、自宅での使用がメイン。
ただ、手動のほうが
“自分の筋力と集中力”を使う分、
長女との攻防が続くと
「これ…オレの筋力持つか?」問題
が発生。
電動は機械に任せられるので、消耗は少なめ。
子どもの嫌がり度は“短期決戦の電動”が勝ち
長女は手動も電動も嫌がるけれど、
電動は一瞬で終わるため
逃げられる前に終わる。
次女は、吸われている間に
「ん?なにこれ?」と興味を示す余裕すらあった。
後処理のしやすさはやや電動が楽
部品数はメルシーポットの方が多いものの、
構造が分かりやすく洗いやすい。
知母児もシンプルで洗いやすいが、
“吸引部に残る感じ”が時々ある。
どっちを買うべき?用途別に最適な鼻吸い器を選ぶ
自宅メイン&確実に吸いたい → メルシーポット一択
理由はシンプル。
- 圧倒的に時短
- 確実に吸える
- 深夜の鼻詰まりトラブルが“一発クリア”
- パパのストレスが減る
- ママの睡眠時間が増える
- 結果、家庭の平和が守られる
そして何より、
「終わりが早い=子どもの負担が最小」
これが一番大きい。
外出・保育園帰りに使いたい → 知母児が機動力最強
- 外出先
- 保育園帰り
- 車の中
- 旅行先
こんな場面では、
手動・知母児の機動力が最強。
両方持つ家庭が多い“納得の理由”
結論:最強の装備を整えたいなら両刀使い
実は、鼻吸い器は
「どっちか一台あれば十分」
と思いがちですが、
育児現場では
“手動+電動の二刀流”
がかなり多い。
これは単に「使い分けが便利」というレベルではなく、
実際に運用してみると 理にかなった理由 がいくつもあります。
① 外出先は“手動(知母児)の機動力”が圧倒的に強い
外出先でメルシーポットは出しにくい。
電源・チューブ・ボトル…という準備が必要だから。
一方、知母児は
- カバンからサッと出せる
- 服のすき間でも使える
- 車のチャイルドシートでも対応可能
「あ、このタイミングで鼻水!?」
という地獄イベントに強い。
② 自宅では電動(メルシーポット)の“確実性”が神
家に帰ってからの鼻水は、
もはや「根こそぎ取りたい」。
メルシーポットなら
- 1〜2秒の決着
- 吸い残しが少ない
- 深夜でも一撃で終わる
“短時間で確実に取りきる”
という圧倒的な安心感がある。
③ 子どもの性格・行動によって得意領域が変わる
-
長女(動く・嫌がるタイプ)→「短期勝負の電動」が有利
-
次女(興味津々タイプ)→「軽量な手動」でも意外といける
つまり
兄弟で使い分けが必要になるケースが普通にある。
この“兄弟差”が、二刀流を後押しする大きなポイント。
④ 家事・育児の分担で“役割分岐”が起きる
-
ママ → 外出先でサッと使える「手動」
-
パパ → 深夜の鼻詰まり対応で「電動」
この使い分けがめちゃくちゃ現実的。
結果として、
自然と両方家にある状態になる。
⑤ コスパ的にも「二台持ち」が最強ルート
-
電動は“確実性”を買う
-
手動は“持ち運び”と“予備”を買う
二台あっても 使わない日はほぼない ので、
育児アイテムの中では珍しい
“投資に対して使用頻度が高い” ジャンル。
つまり、両方持っている家庭が多いのは必然
鼻吸い器は
- 場所
- 兄弟
- 時間帯
- 親の担当
などによって必要な性能が変わる“育児の万能ギア”。
だからこそ
「知母児 × メルシーポット」の二台持ちは
ただの贅沢ではなく“合理的な最適解”。
これは実際に使ってみると
パパでもママでもすぐに納得できるはず。
両方持つ家庭が多い理由がよく分かった。
まとめ:鼻吸い器は“パパが主役になれる数少ないガジェット”
鼻吸い器は、
パパが得意な
「機械 × 効率 × メカ理解」
が育児に直結する珍しいアイテム。
メルシーポットを使いこなすと、
深夜の鼻詰まり事件でも
“パパ、無双” できます。
知母児を使いこなすと、
公園での鼻水駄々洩れ事件でも
“スマートパパ”爆誕です。
そして確実に鼻水を取ってあげると…
ママの睡眠が増える。
パパの自尊心が上がる。
家庭の空気が明るくなる。
これ、
全部うちで実証済み。
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ぜひ、参考にしてください!
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