「結局うちは 103万?106万?130万?
どの壁を意識すればいいの…?」
これ、育児家庭の “永遠のテーマ” です。
特に、
- 0〜5歳の育児
- 妻の育休復帰
- 時短勤務やパート勤務
- 保育園の送迎
- 年子育児のカオス
このどれかに当てはまる家庭なら、
“扶養の壁”は避けて通れません。
僕自身、
妻がもう少しで育休から復職するため
「働き方どうする?」
「どれ超えると損なの?」
「シフトの希望どうする?」
と夫婦で迷宮入りしました。
でも、ある時気づいたんです。
壁そのものは“制限”ではなく、
働き方の判断を助ける大事な地図。
これをパパが理解していると…
- 妻の不安が激減
- 働き方の選択が早くなる
- “家計の最適解”が分かる
- 家庭の空気がマジで軽くなる
この記事では、
その “地図”をパパ視点で超わかりやすく整理 します。
扶養の壁は“家庭のラスボス”。 パパがわかると一気に軽くなる
この扶養の壁を攻略するのは
ほかでもなく“パパの出番”だと思うんです。
もちろんママも知っておくべき。
いや、双方が知っておくのが一番ベスト。
だからまずはパパが壁を理解して
家庭の安定装置になってあげてください。
① 働き方の判断が速くなる
-
妻「来月シフト少し増やそうかな…どう思う?」
-
パパ「うん、106万に近いから増やすなら130まで働くと得だよ」
…この会話ができるだけで、夫婦の迷いが半減。
② 家計の予測が立てやすい
税金・保険料・保育料。
これらが全部“壁”の影響。
先に理解しておくと、
ムダな負担や“思ってたより手取り低い問題”が避けられる。
③ 年子家庭は特に影響が大きい
やっと家では、
- 長女:送迎と夕方の対応
- 次女:保育料と体力ゲージ
- 妻:勤務シフトの調整
- 僕:社労士業務+ブログ+家事
全てが“どの壁を選ぶか”に左右される。
でも「扶養の壁」という言葉だけで、
なんとなく胃がキュッとしませんか?
数字が似てるし、
税金と社会保険がまぜこぜで出てくるし、
調べると専門用語ばかり。
でも本質はめちゃくちゃシンプル。
扶養の壁とは?
つまり…
「どこからお金がかかるか(または控除が減るか)」の線
✔ 103万円の壁(所得税)
✔ 106万円の壁(勤務先の社会保険加入)
✔ 130万円の壁(夫の扶養から外れる)
▶ 3つの壁の違いを表で一撃理解
| 壁 | 何の壁? | 超えるとどうなる? | 家計への影響 |
|---|---|---|---|
| 103万 | 所得税 | 所得税がかかる | 小さい |
| 106万 | 社保(勤務先) | 妻自身が保険料を払う | 中〜大 |
| 130万 | 社保(被扶養者) | 国保・国年へ移行 | 大 |
103万円=税金(所得税)
妻の収入103万以下なら所得税ゼロ。
夫に配偶者控除もつく。
106万円=勤務先の社会保険
週20時間以上+従業員101人以上など条件が揃うと、
妻が“会社の社会保険”に加入が必要。
130万円=夫の扶養(社保)
130万超えると夫の社会保険の扶養から外れる。
103万円の壁|配偶者控除・配偶者特別控除をやさしく解説(2025)
103万円=妻の所得がゼロ税金
ここまでは「所得税がかからない」安心ゾーン。
配偶者控除と配偶者特別控除の違い
-
配偶者控除=妻の所得48万以下(給与103万)
-
配偶者特別控除=103〜201万
→ 所得が増えるほど控除額がなだらかに減る。
夫の所得制限に注意(2025)
夫側の年収が高すぎると控除が使えない場合あり。
※詳細は国税庁参照。
メリット・デメリット
【メリット】
- 税金ゼロ
- 扶養内で安定
【デメリット】
- 働ける時間が縛られる
- 妻が“もっと働きたい”場合はストレスに
106万円の壁|パートの社会保険加入ライン
週20時間以上が基本
大きく4条件👇
- 週20時間
- 従業員101人以上
- 月8.8万円以上
- 長期の勤務見込み
社会保険料はどのくらい?
月1.5〜2万円ほど手取りが減るように見えるが…
- 厚生年金が増える
- 健康保険の保障が手厚くなる
実は「将来のメリット」が大きい。
106超えるなら“130まで働く”が効率的
社会保険料は“固定費”なので、
働くほど相対的に安くなる。
2025年の改正ポイント
短時間労働者の社会保険加入が拡大方向。
106万円ラインは“今後引っかかりやすい壁”。
130万円の壁|夫の扶養から外れるとは?本当の影響
被扶養者の意味
夫の社会保険の“おまけ枠”で保険料ゼロになる制度。
130万を超えると?
- 国民健康保険
- 国民年金へ切り替え(=自分で支払う)
年間20〜25万円になることも。
メリットもある
- 厚生年金加入なら将来の年金UP
- 妻のキャリア維持につながる
“130万超え=損”は大きな誤解
本当は損ではなく、
働き方のステージが上がるだけ。
扶養外れたらどうなる?リアルな変化と“よくある誤解”
では実際に扶養が外れたらどうなるのでしょうか?
詳細を確認したい方はこちらをどうぞ👇
扶養から外れたらどうなる?|130万・106万の違いと手取りの変化をパパ視点で解説【2025最新】 | YATTO×LOG
税金はどう変わる?
所得税・住民税が発生するケースがあるが、
控除の範囲で収まることも多い。
社会保険の負担と保障
保険料は増えるが、
保障(医療+年金)は確実に強くなる。
“手取り急減ショック”の正体
加入初月だけ調整されることが多く
“急にガクッと減った!”はよくある誤解。
子どもの医療費などへの影響
ほとんどの自治体で医療助成は変わらない。
働き方タイプ別に“最適な壁”を選ぶ
扶養の壁で迷う家庭の
9割がやってしまうミスがあります。
それは…
「数字だけで判断してしまう」問題。
実際は、
家庭の状況・子どもの年齢・パパの働き方・妻のキャリア志向など、
“家族の体力”によって最適な壁が変わります。
そこで、ここでは
現実の家庭が選びやすい“3タイプの働き方”
に分けて解説します。
やっと家もこの分類でめちゃくちゃ整理されました
節約タイプ(〜103万)|固定費を抑えたい家庭向け
対象
- まだ子どもが小さく、保育園・幼稚園の送迎が大変
- 家事の比重が妻側に寄りがち
- パパも残業などで家庭リソースが不足
- まずは“生活を安定させたい”家庭
メリット
- 税金ゼロ
- 手取りが読みやすく、予算管理がラク
- 家庭の時間的余裕が増える
デメリット
- 妻が「もっと働きたい」と感じやすい
- キャリアのブランクが伸びる

うちも長女が1歳・次女が0歳の頃は、
「仕事を増やして壁を…」なんて考える余裕はゼロ。
まず生きて帰ってくるのが目標みたいな日常でした(笑)
おすすめ度:★★★☆☆(家庭の体力次第)
バランスタイプ(106〜130)|“家庭と収入”のちょうどいい中間地点
対象
- そろそろ妻が少しずつ働ける余裕が出てきた
- パパも育児参加に慣れてきた
- 手取りを上げつつ、無理しすぎない働き方をしたい
メリット
- 130の壁手前までは、社会保険料の負担が無いケースも
- 時間とお金のバランスが最も良い
- 家庭が安定しやすい
デメリット
- 106万円で加入すると、手取りがガッと減ったように見える
- 条件によっては“106を超える/超えない”の判断が難しい

年子育児のゴールデンゾーンがここ。
「働く→疲れる→家庭が荒れる」ではなく、
「無理せず働く→ちょっと収入増→生活安定」の循環が作れる。
おすすめ度:★★★★★(最も現実的)
収入最大タイプ(130〜)|キャリアと収入を伸ばす家族戦略
対象
- 妻が「働きがい」「収入UP」も求めたいタイプ
- 子どもが少し育ってきて、家庭リズムが安定
- パパも含めて“家族で乗り切れる体力”がある
メリット
- 収入が伸びやすい
- 社会保険加入で保障が増える
- 将来の年金額が増加
- キャリアの継続に強い
デメリット
- 短期的には保険料の負担が大きく見える
- 扶養外の手続きが必要

長期目線ではいちばん“家族の未来が明るくなる”ライン。
「次女が3〜4歳になったらここを本気で狙おう」
そんな未来設計がしやすい。
おすすめ度:★★★★☆(家庭の体力次第で爆伸び)
年収別で見る“うちの最適ライン”|100〜180万シミュレーション
働き方を決めるうえで、
もっとも分かりやすい方法が
「年収別に手取りをざっくり見てみる」 こと。
ここでは、
日本のパートで現実的に多いラインを例に
“どこで手取りがどう変わるか”を比較します。
年収100万円(103万の壁に近い)
メリット
- 税金ゼロ
- 家庭の時間を確保しやすい
- メンタルがラク
デメリット
- 物価高の今は、やや収入不足になることも

「時間>収入」が最優先の家庭には最強。
特にイヤイヤ期×夜泣き期のダブルコンボはこれで乗り切る(笑)
年収120万円(106の壁が迫るゾーン)
メリット
- 少し収入が増える
- 働き方のフィット感を試せる
デメリット
- 社会保険加入で手取りが下がりやすい
- 最も判断が難しい“地味に危険なライン”
ポイント
→ ここに来たら「106超えるかどうか」を冷静に判断する必要あり。
年収150万円(130超えのメリットが出始める)
メリット
- 社会保険加入しても手取りが上がる
- 年金記録が積み上がる
- 安定した収入
デメリット
-
保険料の負担はある
ポイント
→「130を越えるなら、150前後まで行ったほうが効率がいい」は本当。
年収180万円(扶養外“しっかり働く”ライン)
メリット
- 家計が一気に安定
- 夫婦の精神的余裕も増えやすい
- キャリアの継続に最も良い

年子育児が少し落ち着いてくると、
「扶養を外して働く」選択肢の現実味が急に出てきます。
やっと式“扶養の壁ミーティング”のコツ
ここは パパ学として最重要パート です。
扶養の壁は数字の問題に見えて、
本質は “夫婦の対話” にあります。
では、やっと家で実践して
効果のあった方法を紹介します。
感情ではなく“数字と役割”で話す
- 妻「106万ってどうしよう…」
- パパ「じゃあ今の月収と週時間から逆算してみよう」
こうすると 会話が“家族会議モード”に変わります。
家計と“家庭体力(時間・メンタル)”をセットで考える
働きすぎて家庭が崩壊したら本末転倒。
扶養の壁は「お金の最適化」ではなく
家庭の体力を守る戦略です。
パパが知識を持つだけで妻の不安が半分消える
扶養の壁を理解しているパパは、
実は日本にまだそこまで多くありません。
だからこそ…
パパが“地図読み係”になると、
妻の心は一気に落ち着く。
結論|扶養の壁は“脅威”ではなく、家族で選ぶ戦略マップ
-
家庭ごとに“最適な壁”は違う
-
103/106/130は「損得」ではなく「戦略」
-
稼ぎ方より“家庭の体力×時間”を優先
-
パパが正しい知識を持つと、働き方の迷子にならない
-
扶養の壁は、家族のゲームで言う“マップ選択画面”に近い
最後に、
今日からできるたったひとつのアクション。
“今日5分だけ、数字を見ながら妻と話す。”
これだけで家庭が軽くなる。

この記事で理解して
早速家庭で話し合ってみてくださいね。
参考資料
国税庁|配偶者控除
厚生労働省|短時間労働者の社会保険
協会けんぽ|被扶養者の要件
日本年金機構|国年・厚年の概要


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