夕方18時。
パパが仕事を終えて玄関を開けた瞬間——
クエスト、勝手にスタート。
長女はテンションMAXで突進してくるし、
次女は高速ハイハイで謎の追撃をしてくるし、
気づけば僕の両腕は
“左右別パーティー” に分断される。
さらにその横で、
お風呂から上がるのを全力で拒否する長女が
“真っ裸で大の字イヤイヤ” を発動。
はい、これ全部、
夕飯までの1〜2時間に起こる我が家の日常です。
でも、そのカオスの中には
「パパって結構、子どもたちに必要とされてるんだな」
と気づく瞬間がいつもある。
お疲れ様です！やっとです！
今日も帰宅直後から、我が家は例のアレが始まりました。
そう…
夕飯までの“やっと家クエスト” がスタートするのです。
帰宅直後の“序章クエスト”がすでに激しい
家に帰ると長女（2歳）が
なぜかリビングの中央で仁王立ち。
次女（1歳）は
ミニカーを持って高速ハイハイしながら僕の方へ突撃。
長女はアンパンマンのぬいぐるみを僕に渡してきて
「パパ、これ持って、こっち来て！」
と謎の指示を出してくる。
次女は僕の足に抱きついて
「パッパ〜〜！」と叫びながら全力ハイテンション。
まだ上着すら脱いでいない。
この瞬間、僕は悟ります。
「あ、今日のクエスト、わりと高難度かもしれん。」
風呂上がりの“ボス前イベント”がカオス
うちの娘たち、風呂が大好き。
問題は 出る時。
長女はタオルを見せた瞬間、
真っ裸で洗い場に大の字で寝そべり、
“出たくないの舞”を発動。
次女もそれを見て感化され、
僕の腕に全力しがみつき作戦開始。
僕は
「みんな、寒いから！風邪ひいちゃうから！」
と説得するも、
長女「やだ。」
次女「ア゛ァ〜〜！」（訳：やだ。）
完全に意思統一されている。
チーム年子、強すぎん？
僕の“メンタルHP”が削られた瞬間
夕飯前、ミルクを作ろうとしたら
次女が僕のズボンを引っ張ってくる。
長女はアンパンマンの絵本を持ってきて
「これ読んで！」と。
それに気が付いた次女が突進しながら
その絵本にむしゃぶりつく。
それに長女が大激怒。
僕の脳内CPUは、爆音でファンを回し始める。
でもここで“今日の気づき”がありました。
今日の“気づき”はこれ
夕飯までの1〜2時間って、人生でいちばん“情報処理量”が多い時間帯なんじゃね？
-
娘たちの要求
-
泣くタイミング
-
イヤイヤスイッチ
-
お風呂の温度とタイミング
-
妻の様子
-
食事の段取り
-
自分の疲労度
これを同時並行で処理しながら、
“穏やかなパパ”でいる必要がある。
いや、これ普通にすごいことだと思ったんです。
そして僕は気づいた。
夕飯までの時間は“クエスト”であると。
育児の夕方って、
-
ゴブリン（＝イヤイヤ）
-
スライム（＝突然の号泣）
-
トラップ（＝想定外のウンチ）
-
おつかいイベント（＝お茶こぼした）
が次々と発生する。
でも一つだけ確かなことがある。
クリアできないクエストは出てこない。
どんなにカオスでも、
どんなに騒がしくても、
その日その日でちゃんと “クリア” してきた。
今日もなんだかんだで全クリできたし、
娘たちは笑ってたし、
妻も「ありがとう」と言ってくれた。
それだけで僕の中で
“経験値＋100” 入りました。
まとめ
育児は毎日スムーズじゃないし、
綺麗なストーリーなんてない。
でも、
日常のカオスをクエストに変えるだけで、
ちょっとだけ楽になる。
育児は戦いじゃなくて、冒険だ。
明日はどんなイベントが起きるんだろうか。
そんなことを考えながら、
今日も娘たちの寝顔を見て、
そっとレベルアップ音を鳴らしておきました。
ではまた次回。
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